2016年11月7日月曜日

在庫整理


 引き出しの在庫を片付けるお昼。

 朝の市電で、小さな女の子に話しかけられた。

 いつも、お母さんと一緒に乗ってくる子。

女の子)(タブレットを持ってる自分に)何してるの?

自 分)(タブレットの画面を見せる)

女の子)メールかぁ。ゲームじゃないんだ。

自 分)ゲームは持ってないんだ。

女の子)どこから乗ってるの?

自 分)○○○○

女の子)いなかったよ?

自 分)今日は、△△△△から乗ったから。

女の子)どこで降りるの?

自 分)□□□□□だよ。

女の子)どこの次?

自 分)△△△△△だよ。

女の子)ふ~ん、そうなんだ~。

自 分)幼稚園に行ってるの?

女の子)そうだよ。

 彼女の最寄り駅に近づくと、彼女が少し離れたところにいる母親を呼び寄せ、降り口の方に向かう。電車が止まると、彼女がICカードをタッチして降りていく。

 バイバイと手を振って見送った。癒やされるというか、心が洗われる思い。知らないおっさんと喋っている愛娘を離れて見守っていた(?)お母さんにも感謝。

 東京に帰ったとき以外は無機質な毎日を繰り返している中で、なんか、少し生き返る思いがした。


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